OBD2 – オービーディー2

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OBD2(On-Board Diagnostics 2)は、自動車のエンジン制御システムのトラブルを検出し、警告を発するための診断システムです。OBD2は、車両のエンジン制御ユニット(ECU)と通信し、検出されたエラーコードを読み取ります。

OBD2は、米国の自動車環境保護庁(EPA)が1996年に制定した規制に基づいています。OBD2は、車両に設置された標準の接続ポートに接続されるOBD2スキャナーを使用してアクセスできます。

OBD2は、エンジン、トランスミッション、エキゾースト、燃料供給、エアコン、ブレーキ、サスペンションなど、車両の多数のシステムを監視します。エラーが発生すると、OBD2はエラーコードを生成し、車両のダッシュボード上に警告灯を点灯させます。このエラーコードをスキャンツールで読み取ることができます。

OBD2は、車両のトラブルを特定し、修理するための重要な情報を提供します。オートメカニックは、OBD2を使用して、車両の問題を特定し、部品を交換する必要があるかどうかを判断することができます。

スマートフォンやタブレットなどのデバイスに接続して使用することができるOBD2スキャナーもあるようで、詳しい人は自分で車両の診断を行うことができるようです。

しかし、OBD2にはもう一つ便利な機能があります。OBD2コネクタに速度計を接続することができます。
OBD2コネクタ接続式の速度計は、HUDになっているものが多く、視認性に優れています。
(FIAT 500のメーターパネルはデザインはいいけど、視認性は良くないので笑)

FIAT 500のATは、日本車のようなトルクコンバーター式ATではないので快適なドライブをするにはエンジンの回転数を意識する必要がありますが、視線を前に向けたままエンジンの回転数・速度を確認することができます。私も最初の2年くらいはHUDタイプの速度計をつけ回転数を見ながら変速をするようにしていました。
デュアロジックの操作に慣れるまでは、こういった装備を取り付けるのもおすすめです。


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